腰椎椎間孔狭窄症の手術④ 先生に質問攻め(術後10日目)
今回は退院時に先生へ質問した内容をご紹介したいと思います。
なお、先生の回答はあくまでも私への回答です。
すべてが椎間孔狭窄症にあてはまるとは限らないのでご注意ください
(´・ω・`)ノ!!
で、まずは質問内容の前に改めて椎間孔狭窄症について簡単に紹介。
■椎間孔狭窄症とは
椎間板がつぶされて骨と骨の間が狭まったり、骨自体が変形したり、椎間孔付近にある黄色靱帯(おうしょくじんたい)が肥厚したために椎間孔が狭くなり、神経が圧迫された状態。
■先生への質問について
Q、テニ男
私の「椎間孔狭窄症」は、「椎間板ヘルニア」とは何が違うの?
A、先生
簡単に言うと、テニ男さんは「椎間板ヘルニア」によって「椎間孔狭窄症」になっていました。
Q、テニ男
どういうことですか? (o・ω・o)?ホエ?
A、先生
「椎間板ヘルニア」は下の画像の様に、ヘルニア(飛び出ている状態)になっている場所によって分類されます。
テニ男さんは③の外側(椎間孔内)ヘルニアでした。
で、椎間孔が狭くなっていたので、「椎間孔狭窄症」という症状名が付きました。
Q、テニ男
今まで何軒もの病院に行って、脊椎の専門家にも見せたのに、なぜこの原因が見つからなかったの?
A、先生
主に3つ考えられます。
①MRIの精度
精度が悪いと画像に写らない。
その点、当病院は精度の高いMRI機器を導入している
②椎間孔狭窄の発見の難しさ
椎間孔はすごく小さく、画像にも写りづらい為、原因として判断することが難しい
③経験値の差
当病院は腰の専門中の専門である。原因が特定できたのは経験値の差
Q、テニ男
実際、手術ではどんな処置をしたの?
A、先生
神経を圧迫していた椎間板ヘルニアを取り除きました。
Q、テニ男
術後、まだしびれが半分くらい残っています。このしびれは治るの?
A、先生
正直に申し上げると、治るかどうかは不明です。
ただ、神経の回復には時間を要します。その為、まずは術後3ヵ月をめどに一度症状を確認してほしいです。
Q、テニ男
手術は最終手段と感じるが、もうしびれが残ったらこれと付き合っていくしかないの?
A、先生
現時点で最終的なことは考えずに、長期目線で考えてほしい。
テニ男さんは比較的お若い(40代前半)ので、なだらかに良くなり、気が付いたらしびれを気にしない程度になるのではないかと思われます。
Q、テニ男
今後、リハビリ、薬等の何らかの治療は発生するのか?
A、先生
特にしびれに対しての治療はこれと言ったものはなし。
ただ、手術跡の回復の為、リハビリ士が教えたリハビリを家で実施してください。
Q、テニ男
仕事(私の場合は10㎏前後の荷物を持つ)はいつから可能?
A、先生
事務作業は退院して直ぐにでも可能
10㎏前後の荷物を持つのは術後1ヵ月してから可能
Q、テニ男
術後1ヵ月を前に無理して作業したらどうなるの?(ヘルニア再発? 神経損傷? ただ回復が遅くなる?)
A、先生
ヘルニアの再発の可能性がでてくるが、それは術後1ヵ月後もそうです。
無理はあまりしないように。
Q、テニ男
運動はいつから可能?
A、先生
ウオーキングなら退院後直ぐにでも可能。軽いランニングはあと1週間程度。
テニスはあと1ヵ月~2ヵ月後から。
Q、テニ男
残ったしびれは接骨院や整体で効果ある?
A、先生
行って悪いことはない。
神経以外の他の部分で悪いところがあるなら改善につながる可能性あり。
※先生の言い方や直接的な明言をさけていたので、効果は薄いと感じました。
Q、テニ男
自費診療と保険診療では手術結果(しびれの改善)に違いはあるの?
A、看護師
(これは先生に聞くのを忘れた為、退院直前に看護師に聞きました)
結論から言うと違いはない。
自費診療のメリットは術前後のいろんな経過が短縮されるのが一番の利点。
ヘルニアに対し処理することは変わらない。
はい!
と言った感じで先生に質問攻めした内容を書き連ねてみました。
次回は22年1月末頃に1ヵ月検診がある為、その内容をご紹介したいと思います。
(´・ω・`)ノ ♪
(つづく)