⑥四国旅行:極上のカツオで宴会(高知市)編
■全ルート
愛知→神戸→香川(小豆島)→高松→高知(高知市)→高知(四万十市)→高知(足摺岬)→高知(大月町)→愛媛(道後温泉)→高松→愛知
※上黒太字が以下の内容になります。
■8月12日(月)11時~
高知市へ出発
上司 (嫁)の承認を頂いたので、車で高松から高知市へ向かうテニ男一家(両親付き)
高松から高知市へは高速を使い、車で約2時間程度で着くことができました。
もちろん道中で、高知の観光本を購入。
■8月12日(月)13時~
極上のカツオを堪能
お昼が過ぎ、皆のお腹が空いてきたころ、
嫁:
美味しいカツオが
食べたい!!
と、前々から、本場の高知で美味しいカツオを食べたいと言い続けていた嫁が口火を切りました。
ということで、高知グルメが一堂に集まると言われる「ひろめ市場」に行くことに。
ここは高知市の中心街にあり、約50店舗の飲食店と約10店もの物産店がひしめき合う屋台村です。
すでに、ひろめ市場の真横では「よさこい祭り」が開催中の為、すごい人と車。
奇跡的に、ひろめ市場の駐車場に入ることができ、早速中に入ってみる。
テニ男:
「何ちゅー人の数!!」
とっても活気に溢れてましたが、とにかく人の多さにびっくり!!
店には長蛇の列&座るところも見当たらない。
その為、ひろめ市場の中には入ったものの、人の流れに押されて店を選べる状況ではありませんでした。
テニ男:
「ちょ..これは無理!」
「皆!いったん外へ!!」
ということで、ひろめ市場の外へ脱出。
東京のラッシュアワーを体験したような感じで外へ投げ出されたテニ男一家。
ひろめ市場はあきらめ、周りの商店街を待ちブラして店を探すことにしました。
しかし、美味しそうな店を発見しても人がいっぱいで待ち時間が結構かかるとの事。
テニ男:
「さすがよさこい祭りの開催中...。どうしよう...」
(-_-;ウーン
私が困っていると、嫁がこの店はどうかと私に言ってきました。
テニ男:
飲食店ちゃうやん!!
バリバリの魚屋さん
やないかい!!
と、何を嫁は馬鹿な事を言っているのだと思っていたら、店の脇に本当に少しばかりのテーブルと椅子があり、他の1組がそこで食事をしてました。
(上の写真右側に写っております。)
お腹が空いている&歩き疲れているので、とりあえず店の大将に聞いてみる。
テニ男:
「ここで食事ってできますか?」
店の大将:
「もちろんです!!どうぞどうぞ!!」
ということで、
とりあえずその店のテーブルに座る。
店内の売っている商品を買って、自分でテーブルに持っていき食べるスタイルのようでした。
で購入したのが
左上:カツオの中落 350円
右上:カツオのたたき 550円
下:ウツボのたたき 550円
余りの激安さに不信感いっぱいのテニ男一家。
(ひろめ市場のカツオのたたきは6切れで1,500円でした)
で、恐る恐る食してみる。
テニ男一家:
「うそだろ...」
「めっちゃ美味い!!」
もう、それはそれはびっくり仰天。
カツオのたたき自体はカツオの有名店である「明神丸:愛知店」で食べた味と同レベル。
しかし、この店のタタキは冷えている(明神丸は生ぬるい)ので私はこちらの方が好み。
で、私が一番驚いたのは
激安だった
カツオの中落!!
これが本当に
激うまでした!!
まず、臭みが全くない上、カツオのほのかな香りの中に美味しいマグロみたいな甘みがありました。
その為、私の父は勘違い
父:
「テニ男。このマグロ美味しいな!」
テニ男:
「違うよ父さん。これカツオだよ」
父:
「ウソだ~。カツオの中落なんて聞いたことがない」
テニ男:
「ホントだって」
父:
「ウソ...」
父:
「テニ男!!
買い占めろ!!」
と父の号令より、店頭にならんでいたカツオを胃に入るだけ追加で買い占めて、魚屋さんの端の方でひたすら食べまくりでした。
しかも魚屋さんの隣は
酒屋さん!!
テーブルへの持ち込み可なので、格安で極上の宴が開催されました。
で、食べている途中に嫁が
嫁:
「正解だったでしょ~❤」
と言っている顔のどや感がすごかったです。
嫁:
「魚屋の魚は安くて美味しいの!!」
とのこと。
そうでした。
実は嫁の祖父母は名古屋で魚屋さんを生業にして、嫁は子供の頃、そこで数年一緒に暮らしていた時期がありました。
数分前に「何て馬鹿な事を言う嫁なんだ」と考えてた自分が本当のお馬鹿さんでした。
さて、お腹も満足したし、よさこい踊りを見に行きましょうか!!
と、祭りの会場へ向かうテニ男一家なのでした。
(つづく)