③通院10軒目 F整形外科
さて、最終手段の実施当日。
今思い出してももう二度とやりたくない出来事になりました。
処置台にうつ伏せになり、ほとんどお尻を出した状態で腰を出し、(タオルを上にかけてますが)先生の登場を待ちます。
尻を出してから10分後、まるで手術をするような格好で先生登場。
先生:
「それでは注射を打っていきますが打っている時、足のしびれが強くなったら教えてください」
テニ男:
「はい、お願いします...」
注射針:
「チク、ブスススス・・・・」
先生:
「どうかな?」
テニ男:
「ヴヴヴヴッ...痛いです...」
先生:
「しびれは?」
テニ男:
「いえ、注射の痛みのみです。」
先生:
「ではここは?」
注射針:
「チク、ブスススス・・・・」
テニ男:
「ヴヴヴヴッ...痛いけど、同じです。」
はい!!
ここからが試練が始まりです。
時間的には約10分。体感時間は1時間以上。これを繰り返しました。
常に私は
「ヴヴヴヴッ...ヴヴヴヴッ...
ヴヴヴヴッ...ヴヴヴヴッ...」
と、声にならない嗚咽を漏らし続けました。
先生は
「ごめんよ~。痛いよね。ここは?
ごめんよ~。痛いよね。ここは?
ごめんよ~。痛いよね。ここは?」
を繰り返し、注射をブスブス、患部を探る。
すると突然。
ビリビリーー!!
テニ男:
「ハギァ!!」
Σ(◎Д◎;)
「先生!キタ!!
先生!キタ!!」
急に外足首の上あたりを中心に電撃が走りました。
自分的には一瞬何が起きたのかわからず、先生が電気ショックを加えたのかと思いました。
先生:
「きましたね。ではちょっと待ってね。」
テニ男:
「えっ?何?何?」(*。◇。)
そうすると、注射針に薬剤容器をつなぎ合わせているようでした。
先生:
「もう少しですよ~」
先生が、注射を押し出し、薬剤が腰に入っていく。
ビリビリーー!!
テニ男:
「へぐッ!!」
Σ(◎Д◎;)
再び電撃が走り出し、もう、もう、もう、もうッ!!って感じでした。
先生:
「はい。終わりました。がんばりましたね。」
テニ男:
(゚ω゚)チーン
5分ほど放心状態になり、看護師さんに促され、別の診察台に移動することに。
なお移動するときは腰砕けをして転倒する恐れがある為、看護師さんの両肩を持ちいわゆる列車ごっこのような感じで移動しました。
別の診察台に移動して約20分寝て休憩。
さあ、これで、足のしびれとおさらばだと信じていた私。
看護師さん:
「テニ男さん、それでは立ってみましょうか。」
看護師さんに促され、立ってみる。
テニ男:
「あれ?しびれが..
ある...」
(゜Д゜)
ないと思ったしびれが変わらずありました。
先生にその旨伝えると、まだ処置直後の為、様子を見ましょうとのこと。
そうですね。電撃の残りかもしれませんし。
ということで、徐々に良くなることを期待し、帰宅するのでした。
(つづく)