②足根管症候群 手術
看護師さんに呼ばれ、手術室に向かっている私。
手術室の銀色の扉の前に来たときは不安と恐怖はピークに達しました。
すると、銀色の扉が開いた瞬間です。
デレレレレレレレ
デレレデーー♬
デレレレレレレレ
デレレデーー♬
(こっ!これは!?)
大キライだった
そばかすをちょっと...
テニ男:
「ジュディマリ!!」
Σ(゜ロ゜;)!!
そうです。私の青春時代ど真ん中の
「そばかす」
が結構な音量で流れていました。
手術室には全然に似つかわしくない、アゲアゲ♬の名曲です。
想い出は~
い~つもキレイだけど~
それだけじゃ
お腹がすくわ~♬
もう本当、
このおかげで不安と恐怖が全て飛んで行ってくれました。
なんで、20年以上の昔の曲が手術室に?と思い、(もしかして同年代の先生が私のために??)先生に選曲について聞いてみる。
先生:
「選曲はそちらの看護師さんですよ。」
と、20代くらいの若い看護師さんの選曲でした。
看護師:
「たまたま聞いて、いい曲だな~って。」
だそうです。
で、手術開始が始まりました。
一番恐れていた手術中の痛みについてですが、
まったく
痛くない!!
もう、本当に全然です。
はじめに切った事さえ分からず、「もう切りました?」と聞いたほどです。
なので、何の感触もなくただ横になっていたので、薬も効いていた事もありウトウトとしておりました。
で、あっという間に手術終了。
麻酔が効いていた為、痛みもなく、車椅子で部屋に戻ってきました。
で、ここから1~2週間はこの相棒と過ごすことになります。
そして、安静&やることもないのでベットで寝ていると、夕方過ぎに仕事を終えた嫁がお見舞いに来てくれました。
車で40分以上かけて来てくれましたので「ありがとう!!」っと思いながら、10分くらい会話をしていると。
嫁:
「さぁ...。帰ろうかな。」
テニ男:
「えっ!もう帰んの!?」
と、早々とお帰りなさいました。
そしてまたポツンと一人寂しくとなりました。
でもですね。
ウサギちゃ~んも♬
カエルちゃ~んも♬
わーらーってくれるの♬
なので、良しとします...。
ありがと...ジュディマリ...。
(つづく)